1945年　8月6日　8時15分
今から66年前の今日の出来事。
広島に世界で初めての原爆が投下された。
上空600メートルで爆発した火の玉は中心で100万℃
地表では3000～4000℃　ちなみに太陽の表面温度は5700℃、鉄が溶けるのは1500℃
死者は正確には把握されてないが約14万人。

物凄い勢いで爆風が吹き瞬間的に気圧が下がり目玉や内臓が体の外に飛び出る。動けない方の腕をつかむと、焼けただれたその皮膚は、そのままずるむける。
地獄の光景だったに違いない。
僕の故郷、長崎はこの3日後に原爆を落とされた。子供の頃学校の授業等で原爆資料館を何度となく訪れたけど、生々しい写真を前に怖くて足がすくんで動けなかった事を覚えてる。

平和公園にある噴水の所に彫られた言葉は、『喉が渇いてたまりませんでした。水に油の様なものが一面に浮いてました。どうしても水が欲しくて　とうとう油の浮いたまま飲みました。』と書いてあります。きっとその水を飲むと死んでしまうとわかってて飲んだんだと思う。
本当に悲惨で怖い。

絶対に忘れてはならない。絶対に二度と同じ過ちを侵さないで欲しい。
原爆があったから戦争が終わったんだと肯定する人もいるけど、どんな理由があっても原爆を使用しては絶対いけない。
絶対にダメ。あの光景をみても尚言えるのか。

核兵器のない世界　今日一日は平和を強く願う日だった。


teruhisa